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The Holy Family

Away In The Manger
(Luther's Cradle Hymn)

アウェイ・イン・ザ・メインジャー


対訳

曲メモ



Away in a manger, no crib for a bed,
The little Lord Jesus laid down his sweet head.
The stars in the sky looked down where he lay,
The little Lord Jesus asleep in the hay.

The cattle are lowing, the baby awakes,
But little Lord Jesus no crying he makes.
I love Thee, Lord Jesus, look down from the sky
And stay by my cradle til morning is nigh.

Be near me, Lord Jesus, I ask Thee to stay
Close by me forever, and love me, I pray.
Bless all the dear children in thy tender care,
And take us to heaven, to live with Thee there.



●日本の歌詞の歌い出しです

「神の御子のイエス様は」
(かいばのおけで)

飼い葉の桶で寝ている
優しい顔のイエス様
月星 空に輝き
平和な姿 見守る・・・




trans



Away In The Manger
(Luther's Cradle Hymn)



Away in a manger, no crib for a bed,
そまつな馬槽(まぶね)に眠ってる
The little Lord Jesus laid down his sweet head.
幼い主のやすらかな姿
The stars in the sky looked down where he lay,
星たちが、空からそっと見守り
The little Lord Jesus asleep in the hay.
主イエスは、干し草の中で小さな寝息をたてる

The cattle are lowing, the baby awakes,
牛たちが鳴き、赤子は目を覚ます
But little Lord Jesus no crying he makes.
けれど、幼い御子が泣くことはない
I love Thee, Lord Jesus, look down from the sky
愛する主よ、私が空から見守っています
And stay by my cradle til morning is nigh.
夜明けまで、私の揺りかごにいて下さい

Be near me, Lord Jesus, I ask Thee to stay
主イエスよ、どうか私と共にいらして下さい
Close by me forever, and love me, I pray.
永久(とわ)に、私を愛して下さい
Bless all the dear children in thy tender care,
優しい御心で、子らを祝福して下さい
And take us to heaven, to live with Thee there.
貴方とおれるよう、私たちを天国へとお導き下さい


<訳:野上 絢>


memo


Away In The Manger
(Luther's Cradle Hymn)

作詞:不詳。1885?
   ジョン・マクファーランド(3番のみ)
    John Thomas McFarland(1851-1913)
作曲:ジェームズ・ミューレイ、1887
    James Ramsey Murray (?-?)

聖書によると、イエスは粗末な家畜小屋で生まれ、「布にくるまって飼葉おけの中に寝か」されていた(ルカによる福音書 2.9)と伝えられています。外典『ヤコブによる福音書』などでは、生誕の場所は洞窟だった、とされており、多少の違いがあります。

この歌が描くのは、この時のイエスの姿で、一般にネイティヴィティ(Nativity:降誕)とされている場面です。また、天使に報せを受けてやってきた羊飼いたちが、天使の言葉通り、安らかに眠る主イエスの姿を見る場面でもあります。

イエスが誕生した時、まわりにいたものは、牛やロバなど当時最も低く扱われていた動物たちで、それを賛美するのは、家畜小屋の窓からか細い光を投げる星だけでした。つまり、イエスはもっとも貧しいもののたちに囲まれ、神としてこの世に生まれたことになります。

しかし、神の子イエスのこうした極貧の状況での降誕は、人々がイエスを愛し、大切にする、大きな理由の一つとなりました。粗末な布で巻かれ、飼葉桶の中で安らかに眠る赤子の姿は、謙譲の象徴であり、同時に、主の救いがどんな暮らしをしている人たちに行われるのか、端的に示していたからです。

* 降誕の絵画や秘められた意味、ネイティヴィティの パノラマセット、については クリスマスギャラリー「降誕」をご覧下さい。

● この曲は宗教改革で有名なマルティン・ルターが作った、と伝えられていましたが、その根拠は薄弱で、現在では否定されています。混乱の起こりは、作曲者の Murray がこの曲のタイトルを「ルターの子守り歌(Luther's Cradle Hymn)」としたからだといいます。歌詞は1885年にアメリカで出版されたルター派日曜学校の教本(Lutheran Sunday school book)、"Little Children's Book for Schools and Families" に掲載されている詩からとられています。

● 上にあげた歌詞のうち、明らかに感じが違う三番は John Thomes Mcfarland によるもので、オリジナルのものではありません。

* 日本の新しい賛美歌集「讃美歌21」に収録されているこの賛美歌は、ここに載せたミューレイのものとは違う曲です。  

The Holy Family 絵画紹介

Francesco Mancini
「The Rest During the Flight into Egypt」
(1490 -1505)
Oil on canvas, 136 x 100 cm
ヴァチカン美術館(inv. 40398)

絵をクリックすると別ブラウザでフル・サイズ表示します。(22k)
 
 


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