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silent

Silent Night
サイレント・ナイト
translated from German to English by John Freeman Young (1820-1885); translator of stanzas 2 & 4: anonymous.
(賛美歌109番)


Silent night! Holy night!
All is calm, all is bright,
Round yon Virgin Mother and Child.
Holy Infant, so tender and mild.
Sleep in heavenly peace,
Sleep in heavenly peace.

Silent night! Holy night!
Shepherds quake at the sight;
Glories stream from heaven afar,
Heav'nly host sing, Alleluia,
Christ, the Savior is born!
Christ the Savior is born!

Silent night! Holy night!
Son of God, love's pure light,
Radieant beams from Thy holy face,
With the dawn of redeeming grace,
Jesus, Lord, at Thy birth,
Jesus, Lord, at Thy birth.

Silent night, holy night
Wondrous star, lend thy light;
With the angels let us sing,
Alleluia to our King;
Christ the Savior is born,
Christ the Savior is born!



silent

Stille Nacht
Joseph Mohr による原詩 1816
(賛美歌109番)


Stille Nacht! Heil'ge Nacht!
Alles schläft; einsam wacht
Nur das traute heilige Paar.
Holder Knab' im lockigten Haar,
(Schlafe in himmlischer Ruh!)

Stille Nacht! Heil'ge Nacht!
Gottes Sohn, o wie lacht
Lieb' aus deinem göttlichen Mund,
Da uns schlägt die rettende Stund'.
(Jesus in deiner Geburt!)

Stille Nacht! Heil'ge Nacht!
Die der Welt Heil gebracht,
Aus des Himmels goldenen Höhn,
Uns der Gnaden Fülle läßt sehn,
(Jesum in Menschengestalt!)

Stille Nacht! Heil'ge Nacht!
Wo sich heut alle Macht
Väterlicher Liebe ergoß,
Und als Bruder huldvoll umschloß
(Jesus die Völker der Welt!)

Stille Nacht! Heil'ge Nacht!
Lange schon uns bedacht,
Als der Herr vom Grimme befreit
In der Väter urgrauer Zeit
(Aller Welt Schonung verhieß!)

Stille Nacht! Heil'ge Nacht!
Hirten erst kundgemacht
Durch der Engel Alleluja,
Tönt es laut bei Ferne und Nah:
("Jesus der Retter ist da!")



silent

きよしこのよる
(賛美歌109番)


日本の歌詞の歌い出しです

きよしこのよる ほしはひかり
すくいのみ子は まぶねのなかに
ねむりたもう  いとやすく・・・


−− 対訳を作成中 −−


memo

Silent Night

作詞:ヨゼフ・モーア、1816-1818ごろ
    Joseph Mohr (1792 - 1848)
英訳詞:ジョン・フリーマン・ヤング (1,3番)
     John Freeman Young (1820-1885)
    2,4番、翻訳者不詳
作曲:フランツ・グルーバー、 1820
    Franz Xaver Gruber (1787-1673)

1897年、オーベルンドルフの近郊の村アーンスドルフに飾り板がすえつけられました。その飾り板には、次のような文字が書かれました。
「きよしこのよる」よ
汝を作曲したるは誰ぞ
モーアがわが詩をつづりあげ
グルーバーがわが音を紡ぎぬ
教師と牧師とがわれを作りぬ
アーンスドルフはこの作曲者である、フランツ・グルーバーが教師をしていたところでした。

こうした飾り板がわざわざ据え付けられたように、この有名な賛美歌の出生は長く謎とされ、さらにその謎が明らかになった後も、さまざまな逸話が新しく作られてきました。

その多くの逸話のうち、一般に伝えられている成立時のお話はおよそ次のようなものです。
1818年のクリスマス・イブ、オーストリアの貧しい村、オーベルンドルフの教会のオルガンが壊れてしまいました。(この部分は、オルガンが老朽化して腐ってしまった、ネズミが空気の仕掛けを齧ってしまった、など、多少違った形のものがあります)
お金がないので修繕に出すことが出来ません。(または、前日なので、時間的余裕がなかった、雪で村が閉ざされて修理人が来れなかった、となっているお話もあります)
助任司祭であったモーアが、オルガン奏者をしていたグルーバに依頼し、即席でギター演奏用の小品を作曲してもらいました。作詞はモーア自身で、前日に見た神聖なまでに美しい山の様子を、キリストの誕生に合わせて表現したものでした。

ところが最近の研究で、このお話は、この曲の霊感の深さを強調するために、後の人が作り上げた「お話」にすぎないということがわかりました。1995年に新しく見つかったモーアの原稿の書き込みから、この詩はグルーバーの作曲する2〜4年前に書かれていたことがはっきりしたからです。

モーアが書いたこの原詩は、数年前に彼がマリアファール( Mariapharr )のピルグリム教会に所属していたころの作品で、それを前述の学校の先生で、教会のオルガン奏者・合唱指導も兼ねていたグルーバーに頼んで曲をつけてもらいました。グルーバーの作曲がごく短い時間だったことはどうやら真実のようです。

曲はモーアのリクエストもあり、ギター曲にアレンジされ、セント・ニコラス教会の祭壇で、会衆の前で演奏されました。原曲は2重唱になっていて、クリスマス当日は、ギターの伴奏でモーアとグルーバー自身が歌いました。

ところで、このとき演奏された曲は、現在私たちが知っているものとは少し異なっています。

1818年に演奏された「きよしこのよる」のオリジナルの譜面は現在所在不明で、それがどんなメロディーだったのか分からないと言われていますが、二年後の1820に書かれた譜面が残っています。

さらに、1845年、他の教会からの依頼もあり、再び「きよしこのよる」のアレンジをします。これはオーストリアのハライン(Hallein)で書かれました。それはソプラノとアルト独唱を持つ合唱曲になっていて、終わりの2行が繰り返されます。

さらに、オルガンとフルートのための別ヴァージョンもあります。
link (別ブラウザで表示されます)
● 1820年版、1845年版のオリジナルMidiが聞けるサイト
[ The Real Story Of Silent Night]
上で述べた三つの「きよしこのよる」を Midiファイルで聞くことができます。ページの下の方に
Listen to 1820 manuscript version by Joseph Mohr
Listen to 1845 Version of Silent Night by Franz Gruber
Listen to Heiligste Nacht! by Franz Gruber
という Midi ファイルへのリンクがあります。

さて、数週間後、カール・モーラシャー (Karl Mauracher) というオルガン技師がオーベルンドルフに到着します。そこで、曲の楽譜を手渡されたカールは、オルガンの調整にあちこちの教会を巡回する中で、この新しい曲を紹介しつづけます。そんな中、ツィラタ−ル (Zillertal) を訪問したとき、その土地の シュトラッセル ( Strasser ) 家の人がこの曲に注目しました。シュトラッセル家は代々革製品を作り、いくつかの都市でその商いを営んでいました。シュトラッセル家では、ブーツの売り出しの時は、アトラクションとしてフォークソングを歌うことにしていました。そこで、この新しい曲をそのレパートリーにいれ、1831年のライプツィヒ (Leipzig) での市を皮切りに、「きよしこのよる」の演奏を始めました。ブーツの店で聞いた、この新しいクリスマスの音楽に人々は夢中になり、家や仕事場で歌って聞かせました。いろいろな街でブーツが売り出される度に、この曲は広がり、各地で歌われるようになって行きました。

この曲は、ドイツ系の移民と共にアメリカへ渡ることになります。この曲の英訳詩が出たのも、アメリカのメソディスト(長老)派の賛美歌集(1849)が最初だったようです。また、最も有名な英語の歌詞(ここで紹介している1,3番)を書いたのは、ジョン・フリーマン・ヤング(John Freeman Young ) で、この人は、1845年から1855年までフロリダ、テキサス、ミシシッピ、ルイジアナの監督教会(英国国教会)派の牧師 (minister) だったと言われています。

こうした数奇な運命の後、この曲は国、海を越えて広く知られるようになり、200年近く経った今日でも世界中の人に愛され、親しまれています。


参考までに、上にあげた Mohr の歌詞の直訳をご紹介します。

Translated by Frank 1997

Silent night! Holy night!
All's asleep, one sole light,
Just the faithful and holy pair,
Lovely boy-child with curly hair,
(Sleep in heavenly peace!)

Silent night! Holy night!
God's Son laughs, o how bright.
Love from your holy lips shines clear,
As the dawn of salvation draws near,
(Jesus, Lord, with your birth!)

Silent night! Holy night!
Brought the world peace tonight,
From the heavens' golden height
Shows the grace of His holy might
(Jesus, as man on this earth!)

Silent night! holy night!
Where today all the might
Of His fatherly love us graced
And then Jesus, as brother embraced.
(All the peoples on earth!)

Silent night! Holy night!
Long we hoped that He might,
As our Lord, free us of wrath,
Since times of our fathers He hath
(Promised to spare all mankind!)

Silent night! Holy night!
Sheperds first see the sight.
Told by angelic Alleluja,
Sounding everywhere, both near and far:
("Christ the Savior is here!")

<絢>  

link (別ブラウザで表示されます)

● Silent Night Museum Salzburg
[ Salzburgs.com] [ 該当ページ]
「聖夜博物館」となっている ザルツブルグの Joseph Mohr の生家(Salzburg Steingasse 9)などが写真中心で紹介されています。ここでは毎年クリスマス・イヴの午後5時、オリジナル・ヴァージョンで「きよしこのよる」の斉唱が行われます。この曲が書かれた部屋の再現や、1995年に発見された新しい資料の紹介もあり興味はつきません。(英語)


● The Story Of Silent Night (Stille Nacht)
[ Christian Articles Archive] [ 該当ページ]
この曲の生い立ちについて、これまで信じられてきた立場でエッセイ風の文章が書かれています。(英語)


● Oldest Known "Silent Night" Manuscript Discovered
[ Austria(information)] [ 該当ページ]
新しく発見された資料の内容を知らせるレポートです。発見された最も古いのモーアの原稿には、この曲の詩の末尾に"1816"と書かれていて、少なくともグルーバーが作曲した1818年の2年前には詩が完成していたことがわかった説明されています。(英語)


● Silent Night
[ Silent Night]
上でも紹介した、「きよしこのよる」のオリジナルスコアからの Midi ファイルが聞けるサイトです。画面の右下の「ENTER」と書かれたリンクから、曲解説のページに入れます。該当ページには他のサイトへのリンクもあります。(英語)
 


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